Hermès(エルメス)の財布(メンズ)

バーキンなど女性バッグで有名なエルメスですが、最高級の革・縫製にこだわった財布(メンズ)もとても有名です。
シーンを選ばない、シンプルで洗練された気品漂うデザインと隅々まで行き届いた縫製など、まさにベストオブベストの財布です。

そんなエルメス(Hermès)の財布の魅力と私、(自称)カリスマがセレクトしたエルメス(Hermès)の財布(メンズ)のおすすめをご紹介させていただきます。

エルメス(Hermès)とは


出典:FASHION NETWORK

ご存知の方も多いと思いますが、エルメスはフランス・パリで1837年にティエリー・エルメスが馬具工房を開いたのが始まりです。

その後、時代の変化とともに、鞄や財布などの皮革製品をはじめ、装飾品、スカーフ、香水など様々な製品を生産。
一流の職人の技術と、開発から販売まで全ての工程を一括管理し、高品質かつ洗練されたデザインで、世界中の人々を魅了するラグジュアリーブランドの地位を確立しました。
また、今は手に入れることも難しいほどの人気のある、ブランドを代表する「バーキン」や「ケリー」ですが、「ケリーバッグ」は1935年、「バーキン」は1984年に発売されました。。

エルメス(Hermès)の革について

創業は馬具工房というだけあって、エルメスの皮革へのこだわりは尋常ではありません。

世界中に何万もいるタンナー(製革業者)の最高峰「デュプイ社」より取り寄せた革を温度や湿度に細心の注意を払い保管。
また、革の部位にもこだわりがあり、エルメスでは傷のない、密度・強度が高く、厚みのある「ベンズ(BENDS)」と呼ばれる背中にあたる部位を使用しています。エルメスの製品になる傷のない皮革は数が少なくとても貴重なものとなります。

代表的な牛革では

・ボックスカーフ
・トゴ
・トリヨンクレマンス
・ヴォーエプソン
・フィヨルド

などがあります。

エルメス(Hermès)の作りについて

こちらの2つの財布は、私が20年余り愛用しているエルメスの財布です。


財布の扱いは丁寧な方ですが、とても綺麗に形状が保たれています。

それは、エルメス製品の厳選された高品質の素材ももちろんですが、やはり高い技術と妥協のない製造工程にあります。

こちらの画像は、お札入れの仕切り部分です。

某ファッションブランドメーカーの仕切りは、このようにナイロンが使用されており革に比べ強度で劣ります。

毎年新しいデザインの財布を販売し、最新のデザインのものに買い替えてもらうというファッションブランドのブランドコンセプトによるものではないでしょうか。

そしてこちらは私が愛用しているエルメスの財布の仕切り部分です。

どちらも、しっかりとした革で製造されており、強度があり、そのおかげで固くづれなく今尚綺麗な状態が保てています。

エルメスは安いものではないですが、愛着を持ち、しっかりとアフターケアを施せば末長く使い続けられる「一生物」の製品です。

エルメス(Hermès)のおすすめメンズ財布

そんなエルメスの財布(メンズ)の中で、まず、私がおすすめしたいのが

MC² Copernic(MC2・コペルニクス)


出典:Hermès(エルメス)

出典:Hermès(エルメス)

二つ折りのコインケースのない構造は、すっきりとした薄型で、ジャケットのポケットに入れてもかさばることなくスマートに持ち歩けるのがポイントです。

すっきり薄型ではありますが、札入れ1つと、カードホルダ×10、ポケット×1と収納力も十分。素材には、ヴォー・エヴァーカラー/エヴァーグレインを使用していますので、程よく張りがあり手に馴染み、ポケットに入れていてもとても出し入れがスムーズな財布です。

また、MC2はとてもシンプルなデザインなので、ぱっと見ではエルメスと解らないところも個人的には好きなポイントです。

ちなみにコペルニクスの名前の由来はポーランドの天文学者だそうです。シャープで知的なデザインなのでネーミングにぴったりですね。

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次に、おすすめするのが、こちら

Azap (アザップクラシック)


出典:Hermès(エルメス)

出典:Hermès(エルメス)

Azap(アザップ)ロングの特徴は、何と言っても左右と上の3辺が開口するラウンドファスナーです。
一目で中身がわかる構造は、たくさんのカードや物が入っていても取り出しやすくとても使い勝手の良い財布です。
また、カードホルダー×16、左右にポケットが1つずつ付いているので、収納力も抜群です。

ヴォー・シッキム素材を使用し、特徴でもある艶やかな質感を前面に出したシンプルで飽きの来ないエルメスらしいデザインです。
今回紹介したものは、「クラシック」というシリーズですが、ファスナーを開口すると鮮やかなシルクのスカーフが内装されている
「シルクイン」というシリーズもあります。

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最後にご紹介するのが、こちら

Manhattan (マンハッタン)


出典:Hermès(エルメス)

出典:Hermès(エルメス)

Manhattan(マンハッタン)の特徴は、
マット感のある滑らかでハリのあるヴォー・ソンブレロと美しい光沢感が楽しめるようツヤ加工されたヴォー・タデラクトの質感の違う2つのレザーを組み合わせたシンプルで洗練された美しいデザインです。

構造は、カードホルダー×5と札入れ×1ととてもシンプルな作りですので、かさばらずジャケットのフォルムが崩れる心配もありません。また、内部には取り外しができるカードケースも付随しています。

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