一言で財布(メンズ)はレザーのアイテムが欲しい!といっても、レザーにも様々な種類があります。それぞれで特徴や手入れの仕方、値段も全く違います。そんなときはまず、どんな種類のレザーがあるのかを知ることからはじめてみるのはいかがでしょうか。
レザーの種類
まずはざっと!どんな種類のレザーがあるのか挙げていきますね。
革財布に使われるメジャーどころ
・牛革(カウレザー)
→きめ細かい銀面、丈夫、分かりやすい経年変化
・馬革(コードバン)
→ダイヤモンドと呼ばれるほどの透明感&光沢感&しなやかな質感、牛革の約3倍の強度
・豚革(ピッグスキン)
→通気性がよく軽い、高い耐摩耗性と凡用性
・羊革(シープスキン)
→柔らかい肌触りと温かみのある雰囲気、柔らかくても傷はつきにくい、経年変化で光沢感が増す
・山羊革(ゴートスキン)
→薄くてなめらか、牛革同等の強度、高い耐摩耗性
個性的なエキゾチックレザー
・ワニ革(クロコダイル他)
→最高級ランクのレザー、唯一無二の銀面、牛革の約10倍の強度、高級感
・ヘビ革(パイソンレザー)
→大人の色気&セクシーさ、ヘビ=縁起がいい
・象革(エレファントレザー)
→しっとりした質感、丈夫、コシがある、経年変化で艶が増す
・鮫革(シャークスキン)
→最も高い耐摩耗性、無骨な印象、経年変化が分かりやすい
・鹿革(ディアスキン)
柔軟で型崩れしずらい、人肌に近いカシミヤのような肌触り、高い耐水性
・エイ革(スティングレイ)
→海の宝石と呼ばれる美しい模様、硬い、耐久性◎
・ダチョウ革(オーストリッチ)
→特徴的なクイルマーク、高い伸縮性、柔らかくしなやかな質感、手に馴染む
・カンガルー革
→薄くて軽いのに丈夫、傷が多いが高級なものほど傷は少ない
特徴ごとにレザーを選ぼう
レザーには一長一短があるのがお分かりいただけたかと思いますので、それぞれの長所と短所を理解した上で、条件別に分類分けしてみましたので参考にしてみてください。
経年変化を楽しむなら
・牛革・馬革・鮫革
本当に財布(メンズ)ならレザーが大好きという人で、手入れや経年変化を楽しみたいという人。そんな人にとっては牛革はもってこいのレザーです。
皮脂や日焼けによって使い続けるほどに深みのある色合いに変化していき、滑らかさが増します。
馬革や鮫革も使い込んでいくと独特の光沢感が出てきます。
先を見据えてレザーのどんなエイジングを楽しみたいかによって選ぶのもひとつですね。
希少価値の高さで選ぶなら
・ワニ革・ヘビ革・ダチョウ革
ワニ革とヘビ革は最高級レザーとして名高いですよね。
存在感あふれる銀面は他の革との違いは一目瞭然。数あるハイブランドでも使用されています。
そして、希少価値に利便性も兼ね備えるのがダチョウ革です。
ダチョウ革もクイルマークが特徴的で他にない存在感があります。レザーをこよなく愛する人たちの心を奪う存在です。
丈夫さで選ぶなら
・豚革・象革・エイ革・カンガルー革
この中で普段皆さんになじみのあるレザーは豚革かと思います。豚革は耐摩耗性が非常に高く傷がつきにくいので、レザーアイテム初心者やあまりマメではない人でも扱いやすいレザーといえます。
さらに個性や奇抜さをプラスしたい人は、銀面に独特の表情がある象革やエイ革をおすすめします。
丈夫でかっこいい、まさにメンズらしいワイルドなレザーといえますね。
柔らかさで選ぶなら
・羊革・山羊革・鹿革
羊革や山羊革は使い続けてもふんわりとした柔らかさを維持できるのが特徴で、凹凸(シボ)があることで柔らかいのに傷もつきにくいです。
更に柔らかさを追求したい人は鹿革もおすすめ。とても希少価値のある革なのでそれ相応の金額はかかりますが、他にない上品な質感が感じられます。
エキゾチックレザーのおすすめメンズ財布
今回は、数あるレザーの中でもエキゾチックレザーに分類されるものに絞っていくつかおすすめアイテムをご紹介いたします。
FUNNY
1969年創業のアメリカの伝統的インディアンスタイルから最新アートまで幅広く追求し、提供しているブランドです。
並ぶアイテムは厳選して輸入したセレクトアイテムから、温かみのある手作りレザーアイテムまで、どれもアメリカ西武の雰囲気が溢れます。
王道の牛革財布から、エキゾチックレザー、カービングが美しいアイテムまでその種類はとても多く、エキゾチックレザーに関しては様々な珍しいアイテムも揃います。
出典: FUNNY
出典: FUNNY
出典: FUNNY
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いかがでしょうか?これはレザーの中でもほんの一部ではありますが、この数種類の見た目だけでもこんなに違いがあるんです。
個人的にはあまり派手すぎないエレファントレザーが落ち着きがあっておすすめですが、オーストリッチも上品な個性があって素敵ですね。
レザーという観点だけで見てもその特徴は本当に様々で、財布(メンズ)を探すといった漠然とした目的だとどのレザーが良いのか迷いすぎてしまいます。
一度購入したらそれなりに長期間のお付き合いになる財布だからこそ、レザーの特徴やその後の手入れまである程度の知識を持って厳選したいものですね。