財布でメンズのマニアックなものとは、どのような財布があるでしょうか？牛革以外の珍しい素材の財布や、一風変わったデザインの財布など、他の人と差をつけるにはうってつけのマニアックな財布と言えるアイテムがあります。メンズ財布というと、牛革の財布でシンプルなデザインをイメージをする方が多いかと思いますが、今回は一風変わったマニアックなメンズ財布をご紹介したいと思います！
財布でメンズのマニアックなアイテム～素材編～
財布の中でメンズのマニアックなアイテムは、素材による違いは大きいかと思います。まずは素材によるマニアックな財布を挙げてみようと思います。
リザードレザーの財布
リザードレザーとは、トカゲの革のことです。爬虫類の革を使った財布で有名なのはクロコダイルなどのワニ革ですね。リザードレザーはワニ革と同様にエキゾチックレザーに分類されますが、リザードレザーはウロコの模様が小さく細かいため、ワニ革よりインパクトは控えめです。細かい模様はとても美しく、ワニ革と同じく軽量で丈夫という特徴もあり、傷が目立ちにくいというメリットがあります。価格もワニ革よりはリーズナブルで、一般的な革財布とは違った革素材の財布を持ちたい方にぴったりな財布です。
リザードレザーの財布を扱うブランドに、キプリスが挙げられます。キプリスは、高品質な東南アジア産のリングマークトカゲの革を使っています。内側は牛革が使用されているので、トカゲ革と牛革のコントラストが楽しめます。
象革の財布
マニアックな革財布として、象革の財布をご紹介します。象革の財布は独特なしわのある質感が特徴です。硬そうでざらついているような見た目ですが、実は柔らかく滑らかな肌触りの革でもあります。ただし、象革の財布は非常に希少価値が高く、手に入れるのは簡単ではありません。象革はワシントン条約により捕獲・輸出・輸入が禁止されているためです。アフリカで生活保護調査のために捕獲されたごくわずかな象革だけは出回っていますが、革を使用する目的での飼育ではないため、財布としての象革は幻と言われるほど希少価値が高いのです。これだけめずらしい象革は、マニアックの域を超えて、幻の財布と言っても過言ではないですね。
エイ革の財布
エイ革は「ガルーシャ」と呼ばれ、アカエイを加工した革のことです。「スティングレイ」とも呼ばれます。エイ革は「海の宝石箱」と言われるほどの見た目の美しさと、群を抜いた強度と耐久性が特徴です。象牙質・エナメル質のため汚れにくく、年数が経ってもほとんど型崩れしない頑丈さが魅力の素材で、細かいビーズを敷き詰めたような見た目で光沢感があります。エイ革の財布を持っていたら、人目を引くこと間違いなしですね。
財布でメンズのマニアックなアイテム～デザイン編～
財布でメンズのマニアックなアイテムは、デザインでも違いを感じる事ができます。次にデザインによるマニアックなメンズ財布をご紹介します。
折り紙のような一枚革の財布「所作」
折り紙のように一枚革を折りたたんだようなデザインの財布、「所作」をご存知でしょうか？「所作」は「ノーノーイエス」という会社が作った日本のブランドです。革財布は普通、縫い合わせて作られていますが、「所作」は縫製を行っておらず、上質な一枚革を折りたたんで成形した後、一か所だけボルトで留めているという珍しい構造の財布です。「所作」は、お祝いを包む袱紗をモチーフに作られているそうで、お金を包むという日本特有の美しい動作を財布で表現したものです。財布を扱う仕草にまでこだわりたい方にぴったりの財布ですね！
ココマイスターの「ナポレオンカーフ アレクサンダーウォレット」
ココマイスターは2009年設立の日本の革製品ブランドです。ココマイスターの「ナポレオンカーフ アレクサンダーウォレット」は、経年変化のスピードがとても速いのが特徴の革を使っています。それだけでも魅力的なポイントではありますが、こちらの財布は構造にも変わった特徴があります。財布の外側に反対方向に開くホックが付いていて、片方は開くとお札とカード入れ、もう片方は大きな小銭入れになっています。また、Dカンが付いていて、ウォレットチェーンを付けられるのも特徴です。ちょっと変わった革財部をカジュアルに持ちたい方に向いている財布ですね。
まとめ
財布の中でもメンズ向けのマニアックな財布をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか？マニアックな財布は万人受けはしないかもしれないし、ビジネスシーンにはあまり向かないものもあるかもしれません。しかし、一部のユーザーからは根強い人気があるのも確かです。マニアックな財布は一点にこだわりが凝縮されているものが多く、そんなポイントに心をくすぐられてしまう方も多くいるのではないでしょうか？人とは違う財布を持ちたい方は、是非自分好みのマニアックな財布を見つけて、ライフスタイルに彩りを添えてみてください！
