牛革の特徴とは?魅力的な牛革財布をご紹介

革財布というと代表的なレザーは牛革です。丈夫で見た目が繊細で上品なのが特徴でベルトやバッグにも使われています。今回は上質なレザーの代表格、牛革の特徴や種類、財布について見ていきたいと思います。牛革財布を持とうかと思っている方、すでに手にしている方も改めて牛革の奥深さを感じてみましょう。

牛革の特徴

牛革の財布が好まれるのは、牛革の特徴に理由があります。まずは見た目が美しくきめ細やかで繊細であるということです。滑らかな質感も出るので高級革財布にもよく使用されます。加工方法によっては違う質感を出すことができ、スウェードやベロアといった起毛革という表面に細かな毛が立っている革製品も作りだせます。
また、丈夫で長く使えるというのも人気の理由の一つです。牛革のほとんどは繊維組織にばらつきが少なく均一なので丈夫で耐久性に優れています。長く使えるので経年変化も楽しめ自分だけのオリジナルの風合いに。深みのある革へと変化していきます。
そして牛の年齢や性別、部位によって革の性質が変わることです。そのため自分の好みの革を選べ、気に入ったものを見つけられる楽しみもあります。

牛革の種類

牛革は大きく6種類に分けられ種類によって手触りや耐久性が違ってくるのが特徴です。胎児~生後間もない仔牛の革を「ハラコ」といい希少価値が高いため最高級レザーとして扱われています。革表面の傷が非常に少なく短い毛が生えているのが特徴です。
「カーフ」というのは生後6か月以内の仔牛の革です。まだ小さい仔牛のため傷が少なくきめも細かく肌目も程よく柔らかいのが特徴です。「キップスキン」は生後6か月~生後1年未満の牛の革のことです。カーフと比べると肌目も粗く多少固くなりますが繊維密度が高いので丈夫な革になります。「ステアハイド」は生後2年以上で去勢済みの雄の成牛の革を加工したもの。去勢するとケンカをしなくなるので革の表面に傷が少ないことが特徴です。革に厚みもあるので高い耐久性もあります。「カウハイド」は生後2年以上で出産を経験した雌牛の革でステアハイドに比べ柔らかく程よい厚みがあるのが特徴です。最後に「ブルハイド」。生後3年以上経った雄牛の革のことをいいます。去勢をされていないのでケンカが多く傷やシワが多いのですが6種類の中でも一番固い革であり、耐久性も抜群です。

牛革のメリット・デメリット

牛革のメリットとしてはズバリ丈夫さです。きちんと手入れをしてあげれば10年、20年と長く愛用できます。耐久性も高く、革が固いので硬貨やカードで型崩れしにくいという点もあります。長年使い続けることで革の風合いも育ってきて表情豊かになります。
デメリットとしては、革が固いことです。固いという点はメリットのところでも耐久性と型崩れしにくいと出てきましたが、その固さゆえ使いづらいという点でデメリットにもなります。また、牛革は国内生産が少なく輸入に頼らなければならない部分もあります。そのため値上がりもしやすく、希少種類の牛革など高額になりやすいです。

牛革を使った財布 上質な天然レザー「イルビゾンテ」


出典:イルビゾンテ
革財布ブームの先駆けと言ってもいいほどのイルビゾンテ。手に馴染むような触り心地の革が特徴的です。見た目もおしゃれいつまでも触っていたくなるような上質な牛革を使用しています。イルビゾンテは創業者の強いこだわりで独自の天然牛革を採用し、2歳までの若い牛の革を使うことや革素材そのものを作るのに1~2か月かけること、20時間タンクの中でじっくりと染め上げることなど製造までもこだわりぬいて作っています。また、自然由来の革なので血筋、シワ、毛穴の模様など一つ一つが違い自然な本来の革の良さを楽しめるのです。

140年の歴史を持つ「ホワイトコックス」

出典:ホワイトコックス
140年の歴史を持つ革製品の歴史を持つ老舗、ホワイトコックス。古くから伝わる伝統と製品の品質の良さの信頼で英国ではよく知られています。 素材の革は強い耐性があるイングリッシュブライドルレザーで、10週間ほど樹皮などの自然素材で丁寧にタンニンなめしをして天然の染料につけて深部まで染め上げるという、工程と時間をかけてできたものです。
その時間と手間を丁寧にかけて出来上がった最高の革を、経験豊かな職人が伝統的な技術で製品へと変えていきます。
経年すると革の深部まで染め上げた色も深みが増し、自分だけの味が出てくるのです。また、時間が経つとくすんでくる素材が多い中タンニンなめしをしっかりしているレザーは艶も出てきて美しさを増します。使いこむほど変化を楽しめるのです。

牛革は丈夫というイメージだけが強かったと思いますが、革にもいろいろな種類があったり使い込むことで美しい変化があったりと、その奥深い魅力を知っていただけたでしょうか。ぜひ、財布の素材を選ぶ際の参考にしてください。