財布を安く買いたいメンズに送る「1万円以下で買える財布」のメリット・デメリットとは?

財布を欲しいなと思ったときにまず第一に予算を考えると思いますが、予算に余裕がない場合メンズで1万円以下で買える財布はあるのでしょうか?正解は「あるにはある。だけど優先したいポイントをじぼってデメリットも理解して買うことが大事」といった感じです。
あったとしても革財布は無理だよな・・・どんな素材ならあるのかな?すぐ劣化しそうじゃない?など色々な疑問の声が出てくると思います。
本日はそんな財布(メンズ)を1万円以下という低価格で考えている人に向けて「財布 メンズ 1万円以下」というキーワードでお話を進めていきたいと思います。

財布(メンズ)1万円以下のものって大丈夫?!

財布メンズ 1万円以下

財布(メンズ)を1万円以下で考えた時に浮かぶのはやっぱり「安かろう悪かろう
という言葉。実際の所どうなんでしょうか?安い財布がなぜ低価格で提供できるのかご紹介させていただきます。

・良い素材は高い=安い素材はそれなり

素材に関していえば、価格に比例するといってもおおよそ間違いではないでしょう。革ひとつとっても安いものから高いものまであります。高い革がなぜそうなのか、それは元々の原価の違いはもちろんありますが、それ以上に「長持ちさせるため・美しく仕上げるため」それ相応の技術を駆使して手間をかけているからです。逆に、一見安くて質も良さそうな革は、最初は良くても使っていくうちにその差が現れてきてしまいます。経年変化が醍醐味である革に関してはそこまで見極めて買うべきでしょう。
革以外の素材で、布・ナイロン・合皮など様々ありますが、安価なのにはそれ相応の理由があります。例えばナイロンなら水に強いので革に勝るメリットもありますが「長持ちする耐久性」を考えるとやっぱり本革にたどり着きます。

・本体以外の部品の質

コストを削るにはファスナー・ボタン・ホックなどの留め具類が手っ取り早いです。よって安い財布はこの辺の留め具類の耐久性が劣る場合も多いです。何度も開けしめする財布ですから、ここは丈夫なものを選びたいですよね。

・作る工程の削減

作業工程が多い=手間がかかる=コストがかさみます。よって、ここの作業工程を減らせばコストダウンに繋がるのですが・・・闇雲に工程をカットしてしまっては商品の質は下がります。ここはブランドや企業の腕の見せどころ!いかに質を下げずに工程を少なくできるか、要は「効率的な作業」をできるようにブランドや企業が努力をしていれば良品を低価格で作ることは可能です。

・シンプルな作り
高価な財布には様々な形で付加価値が加えられています。分かりやすい例でいえば、BOTTEGA VENETAのイントレチャート。この加工は熟練の職人だからこそなせる技。また、異なる革を継ぎ合わせて作られたデザインなんかも手間がかかる分、高値になるでしょう。こういった部分を考えると、全てに当てはまるとはいえませんが、シンプルなデザインの方がコストダウンできるために、安価が叶うといえます。

・内張りの素材
一見、上質な本革財布に見えたとしても内側に使われている素材は革じゃなかったりもするんです。こういった部分でコストダウンをはかっているんですね。
いくら目につかない場所だからといって、内側がどんなものでもいいわけではありません。カードの出し入れなどがある分消耗が激しい場所でもあるので、しっかりチェックしたポイントです。

財布(メンズ)1万円以下で買える革財布のチェックポイント

財布メンズ 1万円以下

以上のことを踏まえて・・・
財布(メンズ)の1万円以下のアイテムを買うときには、「安い=それなりの理由がある」ということをしっかり理解しておくことが大事になってきます。

・素材はそんなものが使われているか(本革の中にも良し悪しはある)
・使われている部品も可能な限りチェックした方が良い
・内張りにはそんな素材が使われているか

このような部分を意識して買うようにしましょう。とはいえ、安いものはこういった部分でコストダウンをしているはずなので、致し方ない部分ではありますが、知った上で買うのとそうじゃないのでは心持ちも違うはずなので、チェックしておくことに越したことはないでしょう。

財布(メンズ)1万円以下で買うならいっそ本革以外の素材が安心?

財布メンズ 1万円以下

ここまでの話をまとめてみると、本革財布がそれなりの値段になることは理にかなっているということが理解できましたね。
そう考えると、質があまりよくない本皮財布を買うよりなら、ナイロン・布・合皮などの安価な素材の財布を買うほうが良いのではないか?と思ってきます。それぞれの特徴はどんな感じなのでしょうか?

・ナイロン素材→軽くて丈夫、水に強い
・布→優しい雰囲気、布の種類は豊富、安価
・合皮→手入れ不要、耐久性&汚れに強い、軽い

それぞれに共通して、本革財布より「安価」「経年変化は期待できない」という特徴が挙げられます。長持ちはしないけど、ある程度の期間持つ分にはそれなりのメリットもあるといったところでしょう。飽き性の人やセカンド財布といった感覚で持つには、こういった素材もメリットがあるように思えます。

いかがでしたか?財布を選ぶ上で、特にメンズの皆さんは上質なものがステータスとして求められるはずなので1万円以下で買えるような財布は、中々手は出しづらいですよね・・・ただし!特徴をよく理解してデメリットも承知の上で買う分にはそのメリットも活きてくるはずです。高価な財布なら吟味するのはある意味当然といえますが、「安物買いの銭失い」にならないように、お手頃な財布もしっかり吟味して買うようにしましょう